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2000 年度 実績報告書

第二言語としての日本語の自然習得の可能性と限界

研究課題

研究課題/領域番号 12878043
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

長友 和彦  お茶の水女子大学, 人間文化研究科, 教授 (60164448)

研究分担者 村松 賢一  お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (00272732)
岡崎 眸  お茶の水女子大学, 人間文化研究科, 助教授 (80223999)
キーワード第二言語としての日本語 / 自然習得 / 教室内習得 / Formal Instruction / テンス・アスペクト / 複文 / 引用 / 「が」と「は」
研究概要

・研究協力者を含め,約20名の研究者が5つの班に分かれて,自然習得の可能性と限界,即ち,教室内習得と比較して,何がどこまで習得可能でどこに限界があるかの解明を進めた。
・そのために(1)主として自然習得のみ(2)自然習得から教室内習得に移行した者(3)教室内習得から自然習得に移行した者(4)主として教室内習得のみの4種の対象者(フィリピン人,韓国人,ロシア人,マレーシア人,インド人)からデータを収集し,次のような観点から分析を進めた。命題構文(格助詞・受身・授受アスペクト・テンス),モダリティ,複文「が」と「は」,引用,指示詞,位相表現の発達,母語の転移,文法化と語用論的知識の関係,Focus on Formの役割,自然習得者の心理,など。
・その結果,自然習得の実態(教室内習得より復位に進むもの,そうでないもの)が次々と明らかになり,それについて国内外の学会等で公表し,論文にまとめた。その過程で理論構築の検討も進めた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 長友和彦: "教室内日本語学習の可能性と限界:日本語の自然習得研究が示唆するもの"追求卓越的日本研究国際會議論文集. 19-28 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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