• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

カンキツ果実のカロテノイド集積におけるカロテノイド代謝分解酵素の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12F02395
研究機関静岡大学

研究代表者

加藤 雅也  静岡大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (10432197)

研究分担者 MA Gang  静岡大学, (連合)農学研究科(研究院), 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードβ-シトラウリン / アポカロテノイド / カロテノイド / カンキツ / CCD4
研究実績の概要

平成26年度は,これまで単離および発現解析を行ってきたCitCCD4b遺伝子の機能解析を行った。CitCCD4b遺伝子は,β-シトラウリン生合成に関わるCitCCD4aの近傍のゲノム配列上にコードされていることが明らかとなっている。しかし,その遺伝子発現パターンはCitCCD4aとは大きく異なっており,主に葉において高いレベルが認められた。
このCitCCD4b遺伝子の機能を明らかにするために,CitCCD4bのcDNAを発現ベクターにライゲートし,カロテノイドを集積する大腸菌を用いた機能解析およびリコンビナントタンパク質を用いたin vitroにおける機能解析を行った。しかし,カロテノイドを集積する大腸菌を用いた機能解析およびin vitroにおける機能解析いずれも,CitCCD4bによる生成物は確認されなかった。
従って,CitCCD4aのみが,β-クリプトキサンチンおよびゼアキサンチンの二重結合を酸化開裂する反応を触媒し,β-シトラウリンを生成することが明らかとなった。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Biosynthesis of β-citraurin in the flavedo of citrus fruits2014

    • 著者名/発表者名
      Gang Ma, Lancui Zhang, and Masaya Kato
    • 学会等名
      The Third International Symposium on Citrus Biotechnology
    • 発表場所
      マリナート(静岡県静岡市)
    • 年月日
      2014-11-11 – 2014-11-14
  • [学会発表] カンキツ果実の成熟過程におけるβ-Citraurin集積およびCarotenoid cleavage dioxygenase4 遺伝子の発現変動2014

    • 著者名/発表者名
      飯田 康平・馬 剛・張 嵐翠・松谷 一輝・八幡 昌紀・山脇 和樹・生駒 吉識・太田 智・加藤 雅也
    • 学会等名
      園芸学会平成26年度秋季大会
    • 発表場所
      佐賀大学(佐賀県佐賀市)
    • 年月日
      2014-09-27 – 2014-09-29

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi