研究実績の概要 |
朝鮮近現代史、とくに在日朝鮮人の歴史・文化研究者、「神戸プラネット」代表へのインタビューを行った他、 2014年7月に開催されたマカオ大学における第11回アジア映画研究学会の大会において「在日映画祭」と題した発表、2014年10月号の「The Journal of Japanese and Korean Cinema」(年2回発行、査読有り)に「Pacchigi, the Imjin River Incident and '1968': Transmedia History Tellingと題された論文を発表した。また2014年1月の名古屋大学で開催された「都市の外国人」という学会で「イムジン河/鴨川:政治の季節におけるポップな盗用」と題された発表、4月英国ロンドン大学SOAS(東洋アフリカ研究学院)で開催されたワークショップで「1968年のコレアナ」と題された発表を行った。 また、東京国立近代美術館フィルムセンター相模原分館、神戸プラネット、及び神戸映画資料館、デジタル映像の復元を専門とする東京光音、慶応義塾大学アート・センター所属の草月アートセンター文書などアーカイヴの見学・調査を行った。 続いて、2014年8月に京都博物館開催の「第9回映画の復元と保存に関するワークショップ」に参加、東京藝術大学美術学部講師、足立区と墨田区の8ミリフィルムアーカイヴを立ち上げた関係者、映画保存協会理事、ドキュメンタリー映画『在日』の監督をインタビューした。 2014年6月にはロンドンで開催された「Film and Media」学会に「Resources for National and Familial Memory: Archiving Home Movies in Tokyo(国家と家族の記憶資源:東京のホームムービーをアーカイヴする)」という論文発表した。
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