研究概要 |
本年度は,昨年度『心理学研究』に査読審査の上,受理された"ロールプレイ体験がマインドリーディングの活性化に及ぼす効果"が4月に掲載された。また,昨年度に行った研究"ロールプレイ体験がマインドリーディングの活性化に及ぼす効果の発達的研究"を『発達心理学研究』に投稿し,査読審査の上,受理された。学会発表としては,国際学会では,24th Association for Psychological Science Annual Meetingにて『心理学研究』に掲載された研究の内容をポスターセッションで発表し,42nd Annual Meeting of the Jean Piaget Societyにて『発達心理学研究』に受理された研究の内容をポスターセッションで発表した。。 9月中旬から12月初旬にかけてはイギリスにて研究滞在を行った。最初の一カ月はPlymouth UniversityのDr Rebecca Mckenzieのところに滞在し,現在計画中の共同研究の準備と,イギリスの幼稚園および特別支援学校の見学を行った。また,国際学会Concept of Childhood Conference in Europeにて現在行っている観察研究の一部を発表した。次の約一ヶ月半はLancaster UniversityのProf Charlie Lewisのところに滞在し,イギリスの最新の研究に触れ,また自身も研究発表を行い,現地の研究者や院生と議論を行った。残りの期間はロンドンに滞在し,関連研究を行っているDr Iroise Dumontheilを訪問し,ディスカッションを行ったり,自閉症研究の第一人者であるProf Uta Frithと面会し,自分の研究についてディスカッションを行ったりした。
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