研究課題/領域番号 |
12J05436
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
ANAKAGUNGGEDE DharmaSatya 九州大学, 芸術工学研究院, 特別研究員(DC1)
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キーワード | 触感 / ユーザーインターフェース / 対話型進化計算 / ヒューマンコンピュータインタラクション |
研究概要 |
研究の目的: 本研究の目的は、(1)特定のハプティック刺激による心理的反応を観察し、考察を行う。本研究では被験者が多変数を用いたプロトタイプを利用して実験評価を行う;(2)多変数触感的刺激を用いた体系的モデルを構築することである。 本研究では心理的実験・主観評価を多変量統計による分析を行われる。 平成24年度の研究の進捗状況: 平成24年度の実施計画により本研究の第一段階を行った、すなわち:(1)参考文献及び触覚実験による初期プロトタイプを開発することである。(2)Interactive Evolutionary Algorithm・対話型進化計算を改良することである。(3)触感呈示のためGraphical User Interface(GUI)を開発することである。 本年度の研究進捗状況は以下に述べる: 1.実験用のプロトタイプ及びベスト型プロトタイプ(Haptic Vest)を作成した 2.プロトタイプのユーザー評価を行った 3.Interactive Evolutionary Algorithm・対話型進化計算を改良した 一方、本年度後半では10th Annual Conference of Asia Digital Art and Design Association及びIEEE Internationa lConference on Consumer Electronics 2013に研究の成果を論文として投稿した。なお、IEEE CE Japan Chapter IEEE Young Scientist Paper Awardを受賞することによりIEEE Consumer Electronics Society Japan Chapterに招待され、平成25年2月にNHK放送技術研究所に講演して貰った。 本年度の研究業績は以下に述べる: 1.国際雑誌論文(査読有り):2本 2.国外学会発表(査読有り):1本 3.国内学会発表(査読無し):3本 なお、平成25年7月に実施する国外学会発表(査読有り)に2本の論文を採択した。学会名は15th International Conference on Human-Computer Interaction (http://www.hcii2013.org/)である。続いて、平成25年度の課題としてはInteractive Evolutionary Algorithmの開発及びユーザー評価、実践的なプロトタイプの開発及びユーザーシナリオを考察することである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
プロトタイプ及びアルゴリズム開発は計画通りに進んでいる。一方、平成24年度では充分に研究業績がある、すなわち:査読付論文(3本)及び国外学会発表(1本)である。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度の研究課題としてはInteractive Evolutionary Algorithm・対話型進化計算の開発及びユーザー評価を行う。一方、プロトタイプ開発の方策としては実践的な応用のためのプロトタイプ開発及びユーザーシナリオを考察することである。
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