研究課題
研究の目的 :本研究の目的は、(1)特定のハプティック刺激による心理的反応を観察し、考察を行う。本研究では被験者が多変数を用いたプロトタイプを利用して実験評価を行う ; (2)多変数触感的刺激を用いた体系的モデルを構築することである。本研究では心理的実験・主観評価を多変量統計による分析を行った。平成25年度の研究の進捗状況 :本年度の研究進捗状況を以下に述べる。1. 多変数触感刺激をモデル化しており、進化的アルゴリズムによるデータベース探索を構築した。2. データベースの主観評価実験を行った。3. 今まで作成したハプティックインターフェースの集大成として博士論文にまとめた。平成25年度ではHCII 2013及びICCE-Berlin 2013に研究成果を論文として投稿した。また、ADADA2013に口頭発表を行った。本年度の研究業績を以下に述べる。1. 国際論文誌(査読有り) : 3本2. 国際学会発表(査読有り) : 1本また、平成26年度6月に実施する国際学会発表(査読有り)に1本の論文が採択された。学会名は16th International Conference on Human-Computer Interaction (http://www.hcii2014.org/)である。続いて、平成26年度の課題としては進化的アルゴリズムを用いたデータベースの改善を行い、実践的なプロトタイプに応用し、研究成果を国際論文誌に投稿する予定である。
1: 当初の計画以上に進展している
・進化的アルゴリズムを用いたデータベース探索によるハプティック刺激開発を進めた。・作成したハプティックインターフェースの集大成を、修業年限特例による期間短縮で博士論文にまとめた。・新しいハプティックインターフェースの開発手法を提案し、HCII2014に投稿した。・平成24年度では充分に研究業績がある、すなわち : 査読付き学会誌(3件)及び国際学会発表(1件)である。
平成25年度の研究課題としては進化的アルゴリズムを用いたデータベース開発を進めており、実践的なプロトタイプに応用する。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)
Human-Computer Interaction, Interaction Modalities and Techniques, Lectures Notes in Computer Science
巻: 8007 ページ: 568-577
10.1007/978-3-642-39330-3_61
巻: 8007 ページ: 578-586
10.1007/978-3-642-39330-3_62
Proc. IEEE International Conference on Consumer Electronics-Berlin
ページ: 272-274
10.1109/ICCE-Berlin.2013.6698027