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2001 年度 実績報告書

インドネシア共和国、南スラウェシ州の北西部・北部の少数言語の調査

研究課題

研究課題/領域番号 13019208
研究種目

特定領域研究(A)

研究機関摂南大学

研究代表者

山口 真佐夫  摂南大学, 国際言語文化学部, 助教授 (00191239)

研究分担者 中嶋 鴻毅  大阪工業大学, 情報科学部, 助教授 (40089884)
キーワードトポイヨ語 / タンコウ語 / バラス語 / サルドゥ語 / パナスアン / バダ語 / ベンガウル語 / 言語学
研究概要

7月までは、手紙、ファックスを通して現地協力者と調査についての打ち合わせを行う。8月に山口がインドネシア共和国南スラウェシ州の州都マカッサルに着く。現地協力者と昨年の調査、今年度の調査について協議を行う。また、山口は現地研究機関より研究資料を収集したり、現地調査目的地の情報を収集する。
9月に山口が、昨年の調査対象言語のトポイヨ語の追加調査、今年度の調査対象言語である南スラウェシ語群のタンコウ語、カイリ・パモナ語群のサルドゥ語、バラス語の予備調査のために南スラウェシ州最北部のマムジュ県に出発する。山口、および現地協力者は、マムジュ県中部でトポイヨ語の追加調査資料、タンコウ語の予備調査資料を収集した。さらに、マムジュ県北部においてサルドゥ語、バラス語の予備調査資料を収集した。これらの予備調査に基づき、地元チームが調査計画の検討を始める。
山口帰国後、M.L.Mandaハサヌディン大学大学院博士課程言語学専攻主任の調査チームが今回山口が予備調査を行った上記3言語と、昨年予備調査が終わっている南スラウェシ語群のパナスアン語、カイリ・パモナ語群の(マムジュ県の)バダ語、ベンガウル語の現地調査に行い、現在資料整理および輪文執筆中。
本年度、山口真佐夫(研究代表者)は、トポイヨ語に対する比較言語学に基づく論文が2本、雑誌に掲載された。また、トポイヨ語、サルドゥ語、バラス語に関して口頭発表を1回行った。中嶋鴻毅(研究分担者)はトポイヨ語の音声データベースに関して17 th International Congress on Acousticsおよび日本音響学会で研究発表を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 山口真佐夫: "原オーストロネシア語に対するトポイヨ語の具現"言語文化学会論集. 16. 3-28 (2001)

  • [文献書誌] 山口真佐夫: "比較言語学に基づくトポイヨ語の研究 -カイリ・パモナ語群における系統上の位置-"摂大人文科学. 9. 3-38 (2001)

  • [文献書誌] 山口真佐夫: "南スラウェシ州北西部の言語-研究史と問題点-"ことばのアスペクト. 12. 1-41 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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