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2001 年度 実績報告書

3次元空間を共有したマルチメディア共同習システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 13020101
研究機関筑波大学

研究代表者

葛岡 英明  筑波大学, 機能工学系, 助教授 (10241796)

研究分担者 内木 哲也  埼玉大学, 教養学部, 助教授 (70223550)
山本 充  埼玉大学, 教養学部, 助教授 (60230588)
高久 健二  埼玉大学, 教養学部, 助教授 (00281197)
梶島 那江  埼玉大学, 教養学部, 教授 (90233717)
野村 泰朗  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (30312911)
キーワードCSCW / グループウェア / 遠隔会議 / 共同学習 / 触覚フィードバッ
研究概要

Agoraは遠隔コミュニケーションを支援するシステムで、机とその正面に設置されたスクリーンで構成される。正面のスクリーンには遠隔地にいる対話者の上半身が等身大で表示される。机の上もスクリーンになっており、遠隔地の机の上の様子が表示される。また机の上には、実画像だけではなく、コンピュータグラフィクスも表示される。このようにAgoraでは身体と机の3次元的な配置関係を再現することにより、視線や手振りの観察を容易にし、遠隔地間での自然なコミュニケーションを実現している。
本研究ではこのAgoraを遠隔共同学習の環境として利用するためのツールやアプリケーションを開発することを目的としている。平成13年度は遠隔地の机上の実物体に対してバーチャルに指さしすることのできる装置を開発した。
この装置は書画カメラ、タッチパネルディスプレイ、遠隔制御型レーザポインタから構成される。遠隔地の書画カメラにおかれた書類は、ユーザのタッチ・パネル・ディスプレイに表示される。ユーザは表示された書類の中で、対話者にさし示したい場所を指で直接(画面上)触れる。すると遠隔地のレーザポインタが制御され、実際の書類の上にレーザポインタが照射される。この装置を利用して実験をおこなった結果、従来の方法と比較して短時間で正確にポインティングできることが示された。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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