研究課題/領域番号 |
13021103
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
大塚 秀高 埼玉大学, 教養学部, 教授 (30126007)
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研究分担者 |
牧野 和夫 実践女子大学, 文学部, 教授 (70123081)
樋口 康一 愛媛大学, 法文学部, 教授 (20156574)
高田 時雄 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (60150249)
原山 煌 桃山学院大学, 文学部, 教授 (90122134)
森田 憲司 奈良大学, 文学部, 教授 (20131609)
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キーワード | 地方史 / 中国東北 / 民間工芸美術 / 博物館 / 美術館 / 年画 |
研究概要 |
公募班の中見立夫氏と協議し、2003年12月16日に、京王線桜上水にある日本大学文理学部百周年会館でおこなわれた、中見氏が所属する東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所主催の研究セミナー、「中国東北地域図書館における地方史資料収蔵の状況」を、D班共催として実施した。 また、大塚が所属する、埼玉大学教養学部の大学院・文化科学研究科に、平成15年度より博士後期課程日本・アジア文化研究専攻が開設されたことを記念し、日中芸術研究会ならびに財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)と共催し、7月20・21両日に亙り、東京の文京シビックセンター26階スカイホールで、「東アジアの伝統文化・民間工芸美術-その保存と展示」と銘打った博物館・美術館関係者国際会議を開催し、大塚が司会を務めた。当白の会議は、ベトナム・ロシア・中国から、それぞれ複数の研究者が参加し、ベトナム語・ロシア語・中国語による発表がおこなわれ、日本人の日本語による発表を含め、すべて同時通訳がなされた。参加者の報告原稿(英語・中国語・日本語による)を集めた予稿集は、会議以前に刊行されており、参加者にはこれを事前に熟読する時間が与えられていた。会議二日目の午後におこなわれた、全報告者参加による座談会、「民間工芸美術の保存・展示の問題点」の発言内容を含む、会議全体の経過報告については、2004年3月刊行予定の、埼玉大学大学院人文科学研究科博士後期課程研究紀要『日本アジア研究』の創刊号に掲載される、日中芸術研究会事務局長の三山陵氏と大塚の共著になる「博物館・美術館関係者国際会議『東アジアの伝統文化・民間工芸美術-その保存と展示』の開催」に詳述した。なお、本会議のテーマである民間工芸美術には、出版文化の一端を占める年画などが含まれていることを、申し添えておきたい。
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