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2004 年度 実績報告書

旧ソ連およびロシアにおけるモンゴル学関係出版物の書誌学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13021211
研究機関東北大学

研究代表者

栗林 均  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (30153381)

キーワードモンゴル学 / 言語研究 / ロシア / ソ連 / 書誌情報
研究概要

本研究は、旧ソ連およびロシアにおいて出版されたモンゴル研究、特に言語研究に関する書目を調査し、その目録を作成し、印刷物および電子化媒体の形で公開することを目的としている。この場合の「モンゴル」はモンゴル国のモンゴル語だけでなく、ロシア共和国内のブリヤート語、カルムイク語、中国内のダグル語、ドゥンシャン語、バオアン語、モングォル語、シラ・ユグル語、アフガニスタンのモゴール語等、すべてのモンゴル系の言語・方言が含まれる。
研究期間中に、ロシア国内で出版されているモンゴル語関係の目録類を収集整理するとともに、ロシア内の研究機関、研究者とコンタクトを取り、情報を収集した。特に20世紀後半のソ連邦の時代における書誌情報を中心に調査を行った。期間中の活動として、モスクワおよびノボシビルスクで資料収集および文献調査を行った。モスクワではロシア科学アカデミー東洋学研究所、民俗学研究所を訪問し、ノボシビルスクでは同シベリア支部の歴史学研究所を訪問して、特にロシアの地方で出版されたモンゴル学関係の文献に関する情報を収集した。
また、ブリヤートとカルムイクの研究者とは、電子メールおよび郵便によって連絡を取り合い、それぞれの地域で出版されたモンゴル学関係の文献に関する情報を収集し、目録として整理した。それらの文献に関しては日本の大学や専門図書館に保管されているかどうかに関して調査を行った。20世紀後半のソ連時代のモンゴル語研究の特色としては、モンゴル語をチュルク語や満洲・ツングース語と比較して系統を探るアルタイ言語学が盛んに行われていたことが特徴である。
調査によって得られた書誌学的情報は年代別、地域別に分類してデータベース化して研究成果として公開する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 『華夷訳語』と『元朝秘史』におけるモンゴル語の動詞過去形語尾=ba/=be,=bi,=bai/=beiを表す漢字について2005

    • 著者名/発表者名
      栗林 均
    • 雑誌名

      東北アジア研究 第9号

      ページ: 1-31

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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