本研究は、研究項目(F)出版交流研究に所属するメンバーの意志疎通と他研究項目班との共同研究・連絡調整、並びに総括班との連絡・調整を行うものである。他研究項日との連絡調整については、2001年5月11日、同6月16日、同11月10日、同12月11日、2002年2月8日の都合五回にわたる調整班代表者会議がもたれたことで、緊密な連携のもとで各項目班が研究を遂行することが可能となった。 さらに他研究項目班との共同研究については、(A)出版機構班研究班班員との共同で、2001年8月に韓国から複数の研究者を招聘して、北海道大学において国際ワークショップ「漢文古版本の交流とその受容(訓読)」を開催した。そこでは、国内研究者との共同研究・意見交換にとどまらず、広く韓国における古版本についての研究状況の一端を窺い知ることができた。
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