研究概要 |
平成13年度は,以下の研究を行った. ・メタ情報源の定義:WWWにおけるメタ情報源として,インデックスページ,FAQアーカイブ,十分に構造化されたオンラインテキスト,サーチエンジン,そして実世界でのメタ情報源として人間そのものが考えられるが,これらのメタ情報源の定義を明確に行い,研究全体の方向性を定めた.このテーマは,研究代表者と分担者全員で行った. ・WWWのメタ情報源を判別するルールの学習アルゴリズムの開発:収集されたWebページがメタ情報源であるか否かを判定するためのルールを学習するアルゴリズムを機械学習の手法を基に開発した.研究代表者の山田が帰納論理プログラミング,分担者の小野田がサポートベクターマシン,分担者の高間は免疫ネットワークをそれぞれ利用した. ・人間というメタ情報源からの情報収集インタフェースとしての移動ロボット:人間から情報を収集するためのインタフェースエージェントとして,移動ロボットを用いた.どのようにすれば,ロボットが人間からうまく情報収集できるかに関する基礎研究を,ヒューマンロボットインタラクションの観点から行った.このテーマは,研究代表者の山田が遂行した.
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