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2001 年度 実績報告書

ユビキチン系によるDNA損傷修復の調節と発がん制御

研究課題

研究課題/領域番号 13214109
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

山尾 文明  国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 助教授 (10158074)

キーワードユビキチン / タンパク質分解 / 翻訳後修飾 / 細胞周期 / チェックポイント / DNA損傷修復
研究概要

分裂酵母rad6修復系(ubcP2(RAD6ホモログ)、rad18、rad8(RAD5ホモログ)、mms2、ubcP7(UBC13ホモログ))の目的でMms2と相互作用する蛋白質としてCpc2を同定した。Cpc2の欠損は弱いながらも紫外線感受性を示し、Rad6に同じエピスタシスを示した。Cpc2はmeiosisの開始因子Ran1やCキナーゼ、転写因子GCN4など、ストレス対応のタンパク質の核におけるAnchoring蛋白質で、且つそれらの負の調節因子として作用している。UbcP7/Mms2経路もCpc2により負に調節されると期待される。Cpc2の欠損はG2遅延を起こすのでチェックポイントにも関係していると思われ、DNA損傷時におけるUbcP2/UbcP7による複製修復シグナルの促進と細胞周期を止めるチェックポイントとのクロストーカーとして働いているとの我々の作業モデルを検証している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Mitsuzawa, H., Seino, H., Yamao, F., Ishihama A.: "Two WD repeat-containing TATA-binding Protein-associated Factors in Fission Yeast That Suppress Defects in the Anaphase-promoting Complex"J.Biol.Chem.. 276. 17117-17124 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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