研究課題/領域番号 |
13301003
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩城 見一 京都大学, 文学研究科, 教授 (40025086)
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研究分担者 |
魚住 洋一 京都市立芸術大学, 美術学部, 助教授 (10168669)
根立 研介 京都大学, 文学研究科, 助教授 (10303794)
加藤 哲弘 関西学院大学, 文学部, 教授 (60152724)
村田 純一 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (40134407)
岸 文和 同志社大学, 文学部, 教授 (30177810)
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キーワード | 宇宙論 / 情報 / 記憶 / コズミック・アート / 空間・時間 / 中国仏教美術 / 自然美 / ヴィジュアル・コミュニケーション |
研究概要 |
本研究初年度に当たる2001年度は、アジアで初の国際美学会議(第15回)が日本で開催され、400人(海外から300人余り)の研究者が集い、21世紀の美学研究の課題について盛大かつ有益な議論が展開された。本研究の代表者、および分担者の多くは、組織委員会委員として大会の準備運営に携わるとともに、研究成果を大会で発表し、海外研究者と意見交換を行う機会を得た。それ以外に、本研究分担者を中心とする会合、講演会も下記のように開催され、出席の分担者、自由参加者により、課題について活発な議論がなされた。以下、国際美学会議も含め、本研究の分担者、招待講演者のテーマを記す。 *第一回会合〔8月18日(土)〕研究代表者(岩城)による、研究課題の趣旨説明。 〔研究報告〕岩城見一:現代のコズミック・アート、蒋述卓(中国曁南大学中文系教授[本科研費による招聘]):中国仏教美学-自然観と宇宙観について- *第15回国際美学会議(8月27日〜31日)(会場:千葉幕張 神田外国語大学) 〔本研究分担者の発表題目〕秋庭(情報と表現)、上村(記憶と風景)、加藤哲弘(芸術の人間学的研究)、岸(写楽、ヴィジュアル・コミュニケーション)、北村清彦(宇宙論と美学)、北村知之(自然美)、小林(西田、鏡像としての世界)、島本(芸術・空間・時間)、吉岡(パネルディスカッション)以上英・独・仏語のいずれかによる発表。 *第二回会合〔10月30日(火)〕科研招待講演(京都大学文学研究科と共催)、マリーナ・グルジニッチ博士(スロベニア、芸術科学アカデミー研究員):無重力と記憶の時間化。 *第三回会合〔1月12日(土)〕北村清彦:宇宙論的美学、藤原隆男:現代宇宙物理学の現状。
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