研究課題/領域番号 |
13301010
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研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
松田 苑子 淑徳大学, 社会学部, 教授 (30100986)
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研究分担者 |
杉岡 直人 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (10113573)
渡辺 吉利 国際医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (00306226)
清水 浩昭 日本大学, 文理学部, 教授 (80245026)
安藤 由美 琉球大学, 法文学部, 教授 (60232104)
大久保 孝治 早稲田大学, 文学部, 教授 (00194100)
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キーワード | 家族 / 家族変動 / 出生コーホート / 全国確率標本 / 戦後日本社会 |
研究概要 |
戦後日本の家族変動のメカニズムの把握を目指して、前年度実施した調査(回想法による家族経歴・家族イベントについて、32〜81歳の女性を対象に5000の全国サンプルの調査を行い、3475の回答を得た)について、まず、4月・5月に第一次データクリーニング作業を行った。6月〜8月には研究員それぞれの分担箇所について、研究支援者の補助を得て、の集計分析を行った。集計分析の基本枠組みはコーホート間比較である。9月以降は集計分析結果について、研究会において報告し検討を行った。基礎的な集計分析結果を報告書として刊行すべく、3月中旬に原稿のとりまとめを行ったところである。 研究会における検討のなかから、戦後日本の家族変動のベクトルは、一般に認識されているような直線的な「近代化・西欧化」ではかならずしもないのではないかという仮説が知見として得られつつある。このような知見を検証することが今後の課題であり、平成15年9月に開催される日本家族社会学会大会におけるテーマセッションにおいて本研究組織の研究成果を報告する予定である。その後、日本家族社会学会会員の希望者による総合的分析を経て、平成16年度をめどに調査データの公開を予定している。
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