研究課題
基盤研究(A)
旧植民地朝鮮・台湾の中核図書館であった朝鮮総督府・台湾総督府図書館と京域帝大・台北帝大図書館が所蔵した日本古書籍は質量共に日本国内の一流図書館に匹敵する。近代以前1200年間の日本古書籍全体の調査・活用を目的とする国文学研究資料館としては欠くべからざる重要な調査対象である。その蔵書の継承機関である韓国国立中央図書館・中国国立中央図書館台湾分館については、原本1点ずつの書誌学的調査とマイクロフィルム収集、ソウル大学・台湾大学両図書館については書誌学的調査を行った。また、内容的に関係の深い中国本土の大連図書館(旧満鉄本)、中国国家図書館、北京大学図書館、上海図書館、天一閣博物館、そして樺太庁本を収蔵するロシア・ウラジオストックの極東大学図書館等の日本関係書籍の調査と収集を行った。この調査カード、マイクロフィルムは一般に公開され、利用可能となる。発見された重点資料については目下個別に研究が進められており、目録は電子情報化されて公開される予定である。活字冊子化の予定はない。
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調査研究報告(国文学研究資料館) 25号
ページ: 174-180
Research and Study report of National Institute of Japanese Literature Vol.25
調査研究報告(国文学研究資料館) 24号
ページ: 139-147
Research and Study report of National Institute of Japanese Literature Vol.24
調査研究報告(国文学研究資料館) 23号
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ユリイカ(青土社) 35・7
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Research and Study report of National Institute of Japanese Literature Vol.23
Eureka, (Seido-sha) 35・7
調査研究報告(国文学研究資料館) 22号
ページ: 377-382
Research and Study report of National Institute of Japanese Literature Vol.22
文学 2.3
ページ: 39-41
Bungaku (Literature) 2・3