研究課題/領域番号 |
13301025
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
A Armour 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (20202799)
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研究分担者 |
松田 隆美 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50190476)
西村 太良 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90164590)
高宮 利行 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90051804)
樫村 雅章 慶應義塾大学, 斯道文庫, 助手 (00338211)
小沢 慎治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70051761)
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キーワード | デジタル・イメージング / William Caxton / 西洋初期印刷本 / デジタル書物 |
研究概要 |
1.2001年11月、2002年1-2月に大英図書館に出張し、同館所蔵のチョーサー『カンタベリ勿語』(William Caxton印行、初版および第2版)に関する書誌学的調査と、デジタル・カメラを用いた全ページデジタル撮影を行った。あわせて稀覯図書への負担を最小限におさえたデジタル化の手法について、検証をおこなった。さらに大英図書館の専門研究者とデジタル化したコンテンツの開発、相互利用について打ち合わせを行い、ネットワーク上に展開されるデジタル・コンテンツの内容と、それらを公開するにあたっての知的財産権、著作権などの問題について具体的に話し合った。 2.大英図書館所蔵のキャクストン印刷本との比較研究を可能とするために、慶應義塾図書館所蔵のキャクストン印刷本について書誌学的調査とデジタル・カメラによる細部(活字など)の拡大撮影をおこない、その成果を発表した。 3.デジタル化した画像をデータベース化して保存し、さらにそれらを用いた作成したテジタル・コンテンツをネットワーク上に公開するために、大容量サーバーシステムを導入して基本的システムの構築を開始した。
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