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2002 年度 実績報告書

東アジアにおける都市型中小企業と農村工業化に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 13303004
研究機関名古屋大学

研究代表者

竹内 常善  名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90093773)

研究分担者 平川 均  名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (60199049)
牧戸 考郎  名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (60022464)
北原 淳  名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30107916)
山田 基成  名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10158222)
史 世民  名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (90235482)
キーワード工業化戦略 / アジア経済 / 農村工業化 / 中小企業 / 企業家形成 / 労働移動 / 企業間関係 / リーディング・セクター
研究概要

昨年度は研究の初年度として、国内での研究会を中心に組織し、個別の研究関心を提示しながら、研究課題を設定し、研究課題や海外での調査課題を鮮明にすることに集中した。今年度は海外での調査(委託調査を含む)を中心に、海外の研究機関での研究会や、調査方針の策定会議を中心に組織し、現地調査の推進を図った。直接間接を含め、海外での調査活動は、中国、台湾、韓国、ヴェトナム、タイ、ミャンマーの6カ国10地域に及んでいる。
共同研究や委託研究を行った機関は、上海社会科学院、江蘇省社会科学院、四川省社会科学院、セッコウ大学、東華大学、フエ大学、コンケン大学、ヤンゴン大学の8機関である。このうち、ヤンゴン大学は時間・資金とも不足で大きな前進を図れなかったが、他の機関との調査は順調で、それぞれ1-3回の中間発表会や研究会を開くことが出来た。主な調査内容は、農村の工業化、農村出稼ぎ労働力、都市の中小企業、大企業と中小企業との企業間関係、等に関わるものである。
調査協力機関から提供された資料については、ほとんどが現地語で、一部の研究協力者しか利用できないため、現在、翻訳作業を進めている。また、調査の不備な点については、補足調査を進める必要があり、現在、そのことについては交渉中である。集められた調査内容については、国内の研究動向を意識しながら、それらの成果を報告書に纏め、総括的な国際シンポジウムを来年には組織したいと考えている。
年度の初めを除き、今年度は国内での研究会を2回しか組織してこなかった。しかし、一部の研究が纏めの段階に入ったこともあり、年度末に向かって幾つかの研究会を組織する予定にしている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 北原 淳: "アジアの中小企業"北原編『アジアの経済発展における中小企業の役割』. 1-26 (2002)

  • [文献書誌] 竹内 常善: "南アジアにおける中小企業問題"北原編『アジアの経済発展における中小企業の役割』. 187-217 (2002)

  • [文献書誌] 竹内 常善(編): "中国における農村工業化の諸類型"研究報告書 名古屋大学経済学研究科. 250 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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