| 研究分担者 |
赤木 寛一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (30150965)
清宮 理 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50298139)
依田 照彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (70112993)
堀 宗朗 東京大学, 地震研究所, 教授 (00219205)
アイダン オメール 東海大学, 海洋学部, 教授 (70194636)
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| 研究概要 |
1.地下深部の断層破壊が堆積層をどのように伝播するかについて砂地盤を用いた模型実験を行った.この結果,堆積層における破壊伝播形状が層圧にほぼ無関係に相似形になること,および破壊面は1本の連絡面にならず,雁行状に発生することが明らかにされた.
2.堆積層における断層破壊の伝播をシミュレートする解析プログラムを開発した.その一つはモール・クローンの破壊条件によるものであり,他の一つは塑性ひずみと要素間のすべり要素を組み入れた方法である.両者の方法とも1)の模型実験結果を精度欲シミュレーションすることが出来た.
3.1999年トルコ・コジャエリ地震および台湾集々地震における断層破壊による地表面変状および構造物被害を収集し,地下の断層破壊パターンと地表面変状の関連性および地表面変状と構造物被害の因果関係を明らかにした.
4.1999年トルコ。コジャエリ地震における地表地震断層による水道管の破壊について,付近で観測された地表面変位をインプットして管状の大変形解析を行い,被害の原因を定量的に明らかにした.
5.非埋設の海底パイプラインが逆断層変位を受けた場合の溶接鋼管の大変形挙動を解析し,耐震性向上の方策について検討した.
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