研究分担者 |
松岡 広路 神戸大学, 発達科学部, 助教授 (10283847)
稲垣 成哲 神戸大学, 発達科学部, 助教授 (70176387)
蝦名 邦禎 神戸大学, 発達科学部, 教授 (50151999)
川上 昭吾 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)
小川 正賢 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (80143139)
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研究概要 |
平成13年度の研究実績は,以下の通りである。 1.諸外国の科学系博物館・野外学習センターの教育プログラムの調査 英国,米国,カナダ,ドイツ,フランスにおける代表的な科学系博物館・野外学習センターを訪問し,各館・センターの運営している教育プログラムについて資料を収集するとともに,それぞれの担当者に学校教育との連携に関する実態について面接調査を実施した。 2.科学系博物館・野外学習センターの教育スタツフとの議論 平成13年度の第2回日本科学教育学会研究会において当研究課題に関するシンポジウム「21世紀の科学教育における人材育成の課題:Challenges in Human Resource Development for Science Education in the 21st Century : Learning Program linking Science Museum or Field Study Center and Schools」を開催した。米国スミソニアン自然史博物館のKoetsch氏,およびドイツハンブルグ教師教育センターのHollmann氏を招聘するとともに,日本における博物館の専門家を交えて,社会教育施設と学校教育との連携に関する現状と課題について集中的な議論を行った。 3.日本の科学系博物館・野外学習センターの調査 東京都,茨城県,滋賀県,広島県,宮崎県,大阪府,兵庫県などにある代表的な科学系博物館の教育プログラムについて,調査を実施した。その成果の一部は,平成13年度第2回日本科学教育学会研究会で発表された。 4.科学系博物館の教育プログラムの実践的な調査 3.に引き続いて,神戸市立青少年科学博物館の「少年少女発明クラブ」の実践に着目し,その教育活動の特徴を解明するとともに,学校教育における科学教育と科学系博物館における科学教育の差異を検討した。また,宮崎県総合博物館と中学校との連携教育プログラム開発の準備のための野外調査を実施した。
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