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2002 年度 実績報告書

科学系博物館・野外学習センターと学校が連携した動的プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13308010
研究機関神戸大学

研究代表者

野上 智行  神戸大学, 学長 (80127688)

研究分担者 小川 正賢  神戸大学, 発達科学部, 教授 (80143139)
中山 迅  宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (90237470)
川上 昭吾  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)
山口 悦司  宮崎大学, 教育文化学部, 講師 (00324898)
稲垣 成哲  神戸大学, 発達科学部, 助教授 (70176387)
キーワード科学系博物館 / 野外学習センター / 連携 / プログラム開発 / 国際比較
研究概要

本年度の研究実績は,以下の通りである。
1.初年度の調査結果を集約し,科学系博物館・野外学習センターと学校が連携した動的プログラム成立のための要件を明確化し,プログラム試案を作成するとともに,宮崎県において宮崎県立総合博物館と中学校との連携を通した小規模な実証実験を実施した。また,兵庫県立人と自然の博物館において,博物館と学校との連携の実態を観察し,プログラム試案の実現可能性について検討した。
2.初年度において,調査が不足していた英国の野外学習センター(FSCの運営)について,実地調査を行った。実地調査では,教育プログラムの内容ばかりではなく,その組織・運営の特質に関する資料の収集を行った。この機会に,海外共同研究者のアンソニー,トーマス氏(FSCヘッドオフィス)を訪問し,日本におけるプログラム開発のための研究協議をした。
3.2002年10月に,上述のトーマス氏を招聘し,兵庫県内及び愛知県内の科学系博物館・野外学習センターを実地調査するとともに,日英の教育プログラムに関する比較検討を行った。
4.平成14年度日本科学教育学会第2回研究会(10月26日)において開催された国際シンポジウムで上記3の成果を集中的に議論した。本シンポジウムでは,トーマス氏の他に,博物館教育の立ち上げを企画しているチョー氏(韓国)を招聘し,国際比較の範囲を拡大した。
5.本年度の研究成果を中間報告として論文にまとめ,公表した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 山口悦司: "学校と自然系博物館の連携のための新しいコンセプト-自然・科学・技術の教材化コンサルタント-"理科の教育. 51・8. 21-23 (2002)

  • [文献書誌] 五十里美和: "科学系博物館における学習支援としてのワークシート:学校の科学教育カリキュラムと連携したドイツ博物館のエネルギー技術に関する事例の検討"科学教育研究. 27・1(印刷中). (2003)

  • [文献書誌] 中山 迅: "フィールド学習を通して進める中学校と博物館の連携に関する事例的研究-宮崎県総合博物館の場合-"科学教育研究. 27・1(印刷中). (2003)

  • [文献書誌] 川上昭吾: "学校教育との連携の観点からみたイギリスの子ども博物館ユーリイカ"科学教育研究. 26・5(印刷中). (2003)

  • [文献書誌] 川上昭吾: "イギリス・マンチェスター博物館"理科教育研究. 11/12. 5-10 (2002)

  • [文献書誌] Sook-Kyoung Cho: "Science Museums and Centers : Informal Science Education in Korea"日本科学教育学会研究会研究報告. 17・2. 19-22 (2002)

  • [文献書誌] 藤井浩樹: "ドイツの科学系博物館・野外学習センターの教育プログラムの現状"日本科学教育学会年会論文集. 26. 125-126 (2002)

  • [文献書誌] 藤井浩樹: "ドイツの「環境にやさしい学校づくり」の取り組みについて"日本科学教育学会研究会研究報告. 17・2. 39-42 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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