研究課題
基盤研究(A)
研究代表者および分担者は、インド亜大陸、スリランカ、南部アフリカ(南アフリカ、ナミビア、コンゴ民主共和国、モザンビーク)、マダガスカル、オーストラリア、ベトナム、パキスタンなどに分布する太古代-原生代変動帯の現地調査と岩石学的研究を行った。約15名の大学院生が調査に参加した。海外学術調査は、南アフリカ地質調査所、インドアラハバッド大学、マダガスカル・アンタナナリボ大学、スリランカ地質調査所、ナミビア地質調査所、ベトナム地質調査所など調査国・地域の多くの研究機関および28名の海外研究協力者全面的なサポートで行われた。変成作用の解析から衝突・分裂に伴う大陸地殻温度構造の変遷とマントル-地殻間の熱フラックを検討し、これらの地域に分布するマントル起源火成岩と大陸下部地殻起源変成岩石類のSm-Nd,Rb-Sr同位体測定と、CHIME及びSHRIMPによるU-Th-Pb同位体年代測定によるによる年代測定を行い、超大陸集合・分裂時にマントルから大陸地殻に供給された熱と物質フラックスの評価と、ゴンドワナ超大陸の形成・分裂について熱テクトニックモデルを構築するため解析を進めた。海外学術調査は、南アフリカ地質調査所、インドアラハバッド大学、マダガスカル・アンタナナリボ大学、スリランカ地質調査所、ナミビア地質調査所、ベトナム地質調査所など調査国・地域の多くの研究機関および28名の海外研究協力者全面的なサポートで行われた。平成16年11月13日〜15日、国際学術シンポジュウム"Gondwana Evolution and Dispersal"を高知大学でに主催した。研究代表者および分担全員が参加し本研究で得られた成果について講演を行った。南アフリカ共和国、英国、インド、マダガスカル、大学)、韓国、中国など20ヵ国から70名の参加があった。
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