研究課題/領域番号 |
13410007
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藤井 教公 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70238525)
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研究分担者 |
佐藤 錬太郎 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40196291)
細田 典明 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (00181503)
吉水 清孝 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (20271835)
ゆはず 和順 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (80210590)
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キーワード | 法華経 / 東アジア漢字文化圏 |
研究概要 |
本研究は、インドで興起した仏教が東アジア文化圏にもたらされ、移入された結果、東アジア諸国、特に中国と日本においてそれぞれの民族の世界観、人間観にどのような影響と変化とを及ぼしたのかということを、宗教・哲学・社会思想の各分野において検討し、その影響と変化の過程、及びその結果とについて総合的に把捉し、解明しようとしたものである。 本年度は最後の年度であるので、研究代表者をはじめ、各分担はこれまでのトピック研究によって得られた検討結果をもちより、平成16年9月から12月の間に月一回の割合で検討と議論の場をもった。その場での今後の検討課題として、韓半島地域に対する検討が欠けている点が挙げられた。今後、東アジア漢字文化圏を扱う際には留意すべきことである。 研究代表者は今年度研究成果の一部を平成16年8月7日、カナダ・トロント大学で開催された国際法華経学会において、"The Preaching of the Lotus Sutra in Muromachi Japan"と題して学会発表を行った。また、これまでの研究成果の一部を研究分担者の成果と併せて成果報告書を作成した。
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