研究分担者 |
望月 聡 筑波大学, 心理学系, 講師 (30313175)
笹川 昇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (70302817)
石浦 章一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10158743)
大森 拓哉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (80332617)
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研究概要 |
1.本年度、ドーパミン情報伝達系の分子メカニズムを明らかにする目的で、線虫から世界で初めてドーパミン受容体をクローニングすることに成功した。 また、少なくともD1、D2の2つのタイプが存在することもわかった。 2.ドーパミン情報伝達に関わるもう1つの因子である、ドーパミントランスポーター(DAT1)の多型を日本人で検索した。3ユ非翻訳領域に存在する40-42塩基繰り返しが10回の人が日本人で一番多く、ルシフェラーゼレポーター遺伝子を用いて調べた結果、10回繰り返しのとき翻訳効率が一番高いことがわかった。 3、性格質問紙TCIをより気質的,遺伝的なものとして捉え,行動パタンとして,抑うつ傾向,アパシー傾向,先延ばし傾向などとの相関を大学生を被験者として検討した. 4.、行動パタンの違いをみるためのギャンブル課題をコンピュータ上で実現した。
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