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2002 年度 実績報告書

地方都市における社会変動と社会移動に関する社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13410044
研究機関日本女子大学

研究代表者

内藤 辰美  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (00064098)

研究分担者 小浜 ふみ子  愛知大学, 経営学部, 助教授 (20288426)
佐藤 直由  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 教授 (00125569)
葛西 大和  山形大学, 農学部, 教授 (20033178)
黒岩 亮子  日本女子大学, 人間社会学部, 助手 (60350188)
西浦 功  日本女子大学, 人間社会学部, 助手 (10318579)
キーワード名望家 / 生活史 / 階層構成 / ロータリークラブ
研究概要

平成13年度に引き続き資料の収集をはかりながら、市民各層を対象に聞き取り調査を行い、合わせて、小樽市における上層階層を対象にした標準化調査を実施した。その内容と成果を少しく具体的に示せば以下の通りである。
(1)小樽商科大学・市立図書館・市立博物館・北海道立資料館などを中心に資料収集を実施した。「山田家」資料、「渡辺家」資料をはじめ、小樽市の形成を解明する上で不可欠な資料を入手した。また、小樽において発行された新聞(マイクロフイルム)から地方都市=小樽に生きた諸階層の生活を追求した。
(2)小樽市における諸階層の生活動態を出来るだけ具体的に把握するという認識に基づいて、多様な人生を歩んできた「女性」の生活史を追求した。生業と家計を夫と共に支えた女性たちの、あるいは人生を一人生き抜いてきた女性たちの生活史から、近・現代における地方都市=小樽市の構造を解明する手がかりを獲得した。
(3)以上の作業と平行して、小樽市における地域リーダー調査を行った。小樽市の階層構成において「上」に位置すると判断されたロータリークラブ、ライオンズクラブの会員が対象である。詳細は、現在、分析中であるが、この調査によって小樽市において上層階層が形成された背景が解明された。同時に、上層階層の生活構造・意識構造の解明に手がかりを得た。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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