研究課題/領域番号 |
13410053
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
細井 勇 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (70190204)
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研究分担者 |
池本 美和子 佛教大学, 社会学部, 助教授 (90308932)
池田 敬正 四天王寺国際仏教大学, 人間福祉学科, 教授 (00071209)
菊池 義昭 共栄学園短期大学, 社会福祉学科, 助教授 (50258927)
山田 勝美 長崎純心大学, 現代福祉学科, 講師 (70290640)
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キーワード | 石井十次 / 岡山孤児院 / 養護実践 |
研究概要 |
1)石井十次資料館所蔵資料の調査整理作業を今年も継続して実施した。具体的には8/26〜9/3まで宮崎県児湯郡木城町にある石井記念友愛社に付設された石井十次資料館に行き、書簡目録の作成にむけ、共同作業を実施した。そして仮目録(案)を冊子化した。3/22〜3/25に再び細井と山田が同資料館を訪問し、校正作業を行った。 2)夏の共同作業の期間を利用し、菊池は継続して関係者からのヒアリングを実施した。 3)未刊の岡山孤児院庶務日誌及び石井十次発炭谷小梅書簡の解読作業を進めた。本年度は明治30年代の同日誌を『石井十次資料館研究紀要』(4号)に掲載した。 4)地域貢献として、8/30に石井十次セミナーを開催、細井が「近代日本のキリスト教と石井十次」とのテーマで講演した。 5)研究報告として、菊池は「マーおばあちゃんの歩んだ道(2)」、「石井記念協会での養護実践と財政概要」を『石井十次資料館研究紀要』に掲載した。菊池は他に「1907年前後の岡山孤児院の物的環境条件の拡充整備の実態」等を発表した。
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