研究課題/領域番号 |
13410062
|
研究機関 | 聖心女子大学 |
研究代表者 |
岩上 真珠 聖心女子大学, 文学部, 教授 (70213270)
|
研究分担者 |
中谷 茂一 聖学院大学, 人文学部, 専任講師 (70297191)
米村 千代 千葉大学, 文学部, 助教授 (90262063)
宮本 みち子 千葉大学, 教育学部, 教授 (60110277)
松田 茂樹 第一生命, 経済研究所, 副主任研究員
|
キーワード | ポスト青年期 / 成人期への移行 / 20代未婚者 / 成人親子関係 / ライフコース研究 / コーホート比較 / 若者研究 / 世代間関係 |
研究概要 |
今年度は、昨年度の東京都府中市調査と同じ調査票を用いて、長野県松本市において20代未婚者調査を実施した。 サンプリングは、2002年4月上旬に松本市役所において行われ、同市の住民基本台帳から1972〜1981年出生コーホートに対して男女別層化無作為抽出で、男女各450、合計900の標本を抽出した(松本市の20代男女の住民17,626人)。実査は、2002年9月27日〜10月6日の期間に、訪問留め置き、一部郵送回収で実施され、400の有効回答を得た。回収率は44.9%。 2002年10月後半からこのデータを入力・加工した上で、11月から分析作業に入り、2003年2月に、本データの第一次報告書を『未婚20代の仕事・結婚・親子関係-「成人期への移行」に関する調査研究PartII-』として刊行した。 なお今年度の研究は、平成13年度からの引継ぎであると同時に、平成15年度へ続く研究の途上としての位置づけであり、それゆえメインの松本実査と並んで、以下の作業もまた今年度の大きな柱であった。 1)平成13年度調査データおよび平成14年度データの詳細なデータセットの作成 2)平成15年度実施予定の50代調査票の検討 3)研究枠組みの理論化に向けた検討 そのための活動として、大学院生を交えて11回の定例研究会および臨時のワークショップを年間を通じてもったことは、研究の進展にとって大きな成果であった。
|