研究分担者 |
羽田 貴史 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (90125790)
山崎 準二 静岡大学, 教育学部, 教授 (50144051)
横須賀 薫 宮城教育大学, 学長 (60006442)
葉養 正明 東京学芸大学, 教授 (30114119)
高城 忠 東京学芸大学, 教員養成カリキュラム開発センター, 教授 (10022740)
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研究概要 |
1.外国調査として,アメリカ(教員免許資格制度;八尾坂,PDSプロジェクト〔教職員職能開発学校〕葉養),イギリス(教員養成教育の評価システム;米川),韓国(教員養成機関の統合・評価;水原・山崎・羽田)を対象にした調査を実施した。'また,イギリスについては,教員養成機関の評価などを中心とする研究会を実施し,国際的な教員養成改革の動向について有益な情報を得た。 2.国内調査としては,九州大学・北海道教育大学への調査を行い,教員養成カリキュラムの改革動向についての情報及び資料収集をおこなった。 3.質問紙による全国調査として,新課程に関する機関調査,教官調査,学生調査を実施し,新課程の役割・機能など現状と課題に関する基礎データを得た。特に,既に行われてきた全国的なカリキュラム調査の結果と対比し,新課程の学生の学習状況や学習意欲など積極的な効果が見られることが明らかになった。 4.また,都道府県教育委員会教育長・国立大学長・教育大学長・教育学部長を対象にした教員養成の在り方課題,再編統合に関する意見調査を行い,地域を越えた再編統合の問題や教員養成機関が果たすべき役割・期待について明確にすることができた。 5.これらの点は,中間報告書に掲載し,関係団体や研究者に広く公開した。
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