研究課題/領域番号 |
13410112
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
増谷 英樹 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (50083225)
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研究分担者 |
佐々木 孝弘 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (10225873)
鈴木 茂 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (10162950)
立石 博高 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (00137027)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (90172551)
安村 直己 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (30239777)
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キーワード | 西洋近代 / 移民 / ユダヤ / ディアスポラ / エスニシティ / 国民国家 / クレオール / 帝国 |
研究概要 |
本プロジェクトの2年目にあたる今年度は、(1)近代ヨーロッパにおけるユダヤ/ディアスポラ問題、(2)近代ヨーロッパにおける移民/ディアスポラ問題、(3)近代南北アメリカにおける移民/ディアスポラ問題という3つのテーマを柱として研究活動を進めた。各研究分担者は、この3つのテーマごとに研究チームを組織して史資料の収集と分析を行ない、10月に全研究分担者が参加する研究会を開いた。 また今年度は、本プロジェクトのメンバーが中心となって、東京外国語大学を主催校として日本西洋史学会が開かれることになっていたため、「グローバル化とヨーロッパ史の可能性」と題したシンポジウム(2002年5月18日)を企画した。11月には来日中であったヘルムート・コンラート教授(オーストリア・グラーツ大学)を招いて、オーストリアの国民的アイデンティティとユダヤの関係をめぐる研究会を開催した。海外での資料調査には、佐々木孝弘(11月、米国)と安村直己(12月、メキシコ)があたった。 今年度中に開催した主な研究会は次のとおり。 ・「ヨーロッパ近代に歴史はあるか-マゾワー報告をめぐって」シンポジウム準備会(2002年5月10日、東京外大、海外事情研究所)M・マゾワー(ロンドン大学)、コメント:西川正雄(専修大学) ・「グローバル化とヨーロッパ史の可能性」(日本西洋史学会シンポジウム、府中の森芸術劇場)報告者:セルジ・グルジンスキ(仏国立科学研究センター)、マーク・マゾワー、西川正雄 ・「オーストリア・アイデンティティを考える」(2002年11月30日、東京外大・海外事情研究所、東欧史研共催)報告:ヘルムート・コンラート(グラーツ大学)、コメント:篠原 琢、清水 明子 ・「ディアスポラ研究の方向性」(2002年10月23日、海外事情研究所)
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