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2002 年度 実績報告書

P.Claudelの滞日年譜の完成とそれに伴う資料の総合的収集・調査・分析

研究課題

研究課題/領域番号 13410134
研究機関青山学院大学

研究代表者

中條 忍  青山学院大学, 文学部, 教授 (00082587)

研究分担者 篠永 宣孝  大東文化大学, 経済学部, 教授 (40268058)
金原 禮子  筑波大学, 現代語現代文化学系, 教授 (20091895)
濱口 學  國學院大學, 総合政策学部, 教授 (50052155)
根岸 徹郎  専修大学, 法学部, 助教授 (90349176)
キーワードポール・クローデル / 文学 / 演劇 / 外交 / フランス / 日本 / 年譜 / 1921年-1927年,1898年
研究概要

今年度も、研究代表者と研究分担者全員、時には研究協力者、仏語校閲者(ベジノー神父)を交え、数回の会議を持ち、1898年-1925年までの年譜作成の手順等について話し合いをした。
この話し合いに従い、既にほぼ出来上がっている1898年-1922年までのクローデルの滞日年譜を見直し、その完成を期した。同時に1923年-1925年までの年譜を完成に近づける作業に従事した。この作業と平行して、フランス外務省史料館で発見されたクローデルの個人資料及び日本の外務省史料館に保管されている資料の整理を行い、そこから抽出される原稿用データの作成を行った。但し、この2点に関しては作業が難航し、1898年-1925年までの年譜への挿入は、来年度になる可能性が濃厚になっている。他方・フランス外務省史料館の請求番号が新しくなり、そのコンコルダンス作成の爲の海外出張を行うと同時に、クローデルが1924年11月にした九州旅行の現地調査の爲の国内出張を行ない、より正確で詳細な年譜を目指した。他方、定期刊行物を中心に新しい資料の発掘にも努めた。こうした調査結果から出てくる原稿用データの大半は完成している。但し、これらデータの1898年-1925年までの年譜への挿入は来年度になる可能性が高い。いずれも世界に通用する完璧な年譜の作成を目指す爲である。この1年間に為した研究成果発表に関しては、既刊・未刊を含め、「研究発表」用紙に記した通りである。
今年度の年譜作成作業は、結果として、1898年-1922年までのクローデルの滞日年譜の原稿の完成、1923年-1925年までのクローデルの滞日年譜の原稿用データーとそれに基づく仮年譜の完成と言うことができよう。いずれも、研究代表者である青山学院大学文学部教授中條忍の個人研究室に設置されているコンピューターに全て保存されている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 中條 忍: "日本に耳を傾ける-ポール・クローデル国際会議"青淵 (渋澤青淵記念財団竜門社). 638号. 28-32 (2002)

  • [文献書誌] CHUJO, Shinobu: "Correspondance Claudel-Aurousseau"Ebisu(日仏会館仏語雑誌). (発刊予定). (2003)

  • [文献書誌] 篠永 宣孝: "日清戦争後の中国賠償借款とフランス資本(上)"経済論集 (大東文化大学). 80号. 41-53 (2002)

  • [文献書誌] 濱口 學: "1930年代の外務省記録に現れた「包囲政策」"外交史料館報. 16号 6月. 51-60 (2002)

  • [文献書誌] CHUJO, Shinobu: "Le Repos du septieme jour, point de depart de la summa dramatica in Melange, Hommages le professeur Jacques Houriez"Universite de Franche-Comte(発刊予定). (2003)

  • [文献書誌] CHUJO, Shinobu: "Le <<Choeur>> claudelien in Melange, Hommages le professeur Phillipe Baron"Universite de Franche-Comte(発刊予定). (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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