研究課題/領域番号 |
13430013
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
宮本 勝浩 大阪府立大学, 経済学部, 教授 (80078998)
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研究分担者 |
高 龍秀 甲南大学, 経済学部, 教授 (40234687)
駿河 輝和 大阪府立大学, 経済学部, 教授 (90112002)
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キーワード | 移行経済 / 民営化 / 市場経済化 / 自由化 / 国有企業 / 私企業 / 国際競争力 / 資本流入 |
研究概要 |
研究代表者の宮本勝浩は、平成15年9月2日から5日までの3日間にわたってロシアのウラジオストクとハバロフスクで開催された「第19回日ロ極東学術交流シンポジウム」で、日ロ貿易がなぜ日中貿易と比較して停滞しているかについて、原因を比較した論文「日ロ貿易と日中貿易の比較」を発表した。また、そのシンポジウムに関して「世界経済評論」11月号に報告書を掲載した。さらに、中国の就業と賃金格差の相関を計量分析した論文"Sector Choice and Wage Determinants : Evidence from Urban China"を「Journal of Economics, Business and Law」の2004年3月号に、アジアの金融危機と短期資本の移動の相関を計量的に分析した「資本移動とアジアの金融危機」を「経済研究」平成16年3月号に掲載した。 研究分担者の駿河輝和は、モンゴル国において市場経済への移行過程で生じた混乱に対して、人々がどのように対応したかを、人口、就業活動、地域移動、インフォーマル部門の拡大の面から研究した。人口の面では、人口成長率、結婚率、出生率の低下、地方では農牧業への流入、都市ではインフォーマル部門の特徴や問題点を分析した、この分析結果は、次頁の論文にまとめられた。 研究分担者の高龍秀は、韓国における自由貿易協定(FTA)への対応をまとめ論文「韓国におけるFTA政策」を「甲南経済学論集」平成16年3月発行の第44巻、第4号に掲載した。
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