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2003 年度 実績報告書

環境調和型地域開発経営の新展開-多機能・複合型開発経営の現状と展望-

研究課題

研究課題/領域番号 13430029
研究機関横浜国立大学

研究代表者

周佐 喜和  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 助教授 (50216149)

研究分担者 竹田 陽子  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 助教授 (80319011)
山倉 健嗣  横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 教授 (90126384)
鈴木 邦雄  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 教授 (30018048)
二神 枝保  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 助教授 (10267429)
キーワード地域開発 / 企業と社会 / 環境マネジメント / グローバリゼーション / 組織間関係 / 人間資源マネジメント
研究概要

本研究の主眼は、主として経営学の立場から新しい地域開発マネジメントのモデル構築を行うことである。地域開発を多機能・複合型開発として捉え、そのマネジメントのあり方を探求することを目的とした。すなわち、居住地、研究機関、公共施設、商業施設、工場などの多様な施設や産業が混在した形の地域開発において、地域の持つ自然環境や社会特性の維持、活用と経済的発展の両立を果たすマネジメントのあり方を探った。本年度も前年度からの問題意識を引き継ぎ、地域内外の多様な組織を結び付けるマネジメントのあり方を探ることを第一の課題とした。そして、第二の課題として、今日の地域開発とグローバリゼーションの関係についても検討した。今日では、国際競争や世界的な環境問題への対応などの問題との関係を抜きにして、地域開発の問題を考えられなくなってきたからである。平成15年度は、以上の問題意識に立ち、日本国内外の地域開発の現場の実地調査を実施した。日本国内では、北四国の香川県地域を対象に、自然環境と社会環境との調和を目指した地域開発の事例を調査するともに、企業の社会貢献活動の実態について聞き取り調査を行った。また、海外では、東南アジアと南米地域で実地調査を行った。その結果、地域開発において、経済的なグローバリゼーションの影響が多大であるという点が改めて浮かび上がった。また、自然環境問題が、文字通り地球規模での対応を迫られている事実が示されるとともに、大学、企業、地域社会間の連携でこの問題への対応を図っている事例も示された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 竹田 陽子: "情報システム・プロバイダーと顧客企業のコミュニケーションの実態"技術マネジメント研究. 第3号. 2-14 (2004)

  • [文献書誌] 鈴木 邦雄: "エコシステムマネジメントと諸外国におけるその事情"神奈川県地方自治研究センター(印刷中). (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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