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2002 年度 実績報告書

代数曲線における離散対数問題と情報セキュリティ

研究課題

研究課題/領域番号 13440032
研究機関大阪大学

研究代表者

鈴木 譲  大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (50216397)

研究分担者 小川 裕之  大阪大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70243160)
伊吹山 知義  大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60011722)
山本 芳彦  大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90028184)
藤原 融  大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (70190098)
キーワードヤコビアン群 / 位数計算 / 代数曲線
研究概要

有限体上定義される代数曲線におけるヤコビアン群の離散対数問題の困難さを安全性の根拠におく暗号のためのアルゴリズムを検討した。本研究は、3年間の期間が与えられているが、2年目の今年は、以下のような成果が得られた。
1.一般の非特異曲線について、ヤコビアン群の位数を計算する方法を検討した。小標数有限体上定義される超楕円に関しては、従来Kedlayaの方法が効率のよいアルゴリズムになっている。本年度は、一般の非特異代数曲線について、三浦理論に基づいて、W-Mコホモロジーの基底を見出すことに成功した。
2.一般の非特異曲線について、ヤコビアン群演算を高速に行なう方法を検討した。本年度は、三浦理論に基づいて、ヤコビアン群の位数の対数の2乗のオーダーの計算量でこの群演算が実現できることを示した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Joe Suzuki: "A on extending Kedlaya's order counting method"電子情報通信学会技術研究報告. 2002-11. 1-6 (2002)

  • [文献書誌] 鈴木 譲: "ユニバーサル予測とユニバーサル符号化"電子情報通信学会論文誌D II. J85 No.5. 735-746 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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