1) X線を中心としたNGC2146の多派長詳細観測 チャンドラ衛星を用いたスターバースト銀河NGC2146び観測を開始した。これは、数回に渡ってモニター観測を行なうことで、中質量ブラックホールを検出する試みである。現在、1回目の観測が終了し、数個の点源と拡散成分を検出した。 2)NGC253の多派長詳細観測 カンガルー望遠鏡により、TeVガンマ線が検出されたNGC253に関して、多波長観測の結果をまとめ理論的考察を行うことで、TeVガンマ線放射メカニズムを明らかにした。 3)X線用N型CCDの開発 X線CCDの較正試験を行なうために、容易に移動が可能な小型CCDカメラボディの製作を行い、新型のN型CCDの開発を行った。その結果、空乏層厚み130μmを達成した。
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