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2002 年度 実績報告書

「木によるものづくり教育」を進めるための学校教育と生涯学習におけるプログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 13460076
研究機関静岡大学

研究代表者

今山 延洋  静岡大学, 教育学部, 教授 (30022213)

研究分担者 池際 博行  和歌山大学, 教育学部, 教授 (30135826)
宮川 秀俊  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30181986)
山下 晃功  島根大学, 教育学部, 教授 (40032594)
河合 康則  山形大学, 教育学部, 教授 (80161272)
谷口 義昭  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (50240859)
キーワード木 / ものづくり / 学校教育 / 生涯学習 / 教具 / 地域人材データベース / コンテスト / 国際比較
研究概要

平成14年度は、本研究の2年目に当り、1年目の分担に基づき、研究分野を、(1)学校教育関係、(2)生涯学習関係、(3)ものづくり競技大会、(4)地域人材データベース関係、(5)教育・学習理論関係、(6)国際比較教育の6つにして、それぞれの分担で研究を進めた。
(1)の学校教育関係は、教材を河合、田口、芝木、教具を谷口、永富、田口、コンピュータ関係を宮川、山下、河合、芝木、田口、総合的学習を谷口、池際、浅田、今山、環境教育を谷口、池際、教育プログラムを今山、池際、関係者全員、特殊教育を池際が担当した。研究会では開発された教材・教具を持ち寄り、議論を深め課題を明らかにした。
(3)のものづくり競技大会は山下を責任者にして芝木、永富を中心に全員で取り組み、新たに基本課題と応用課題を設定し、評価方法にも改良を進めた。また、地方大会の充実を進めた。(5)の教育・学習理論関係では、小学校から高校までの教育プログラムの体系化を視点にしながら、木と人間教育を山下が、創造性学習と自己教育力を宮川が中心に研究を進めている。(6)の国際比較教育では宮川を責任者に置いて、台湾、、米国等の技術・木材教育について調査を進め、米国のITEAで開催されたManufacuturing Contestを視察、台湾の中学生ものづくりコンテストを視察。山下、芝木、永富を中心に、米国の工学教育のコンテストを視察し、課題や評価方法についても取材した。これらを参考に大学生のものづくりコンテストの実現への取り組みも視野に入り始めている。全国森林環境シンポジウムに研究発表・討論等により参加し、森林サイドから見た森林、林業、環境と本研究との接点を深めた。また、特殊教育における木材加工を中心にした作業学習に関して検討を深めた。
数回の全体的会合によって議論を深化させ、第3年度へ向けて課題と方向を明確にしつつある。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 池際 博行: "養護学校における作業学習-木材加工を中心に-"和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要. 12. 129-135 (2002)

  • [文献書誌] 宮川秀俊: "創造的思考力を育成する教材のあり方"教材学研究. 13巻. 56-59 (2002)

  • [文献書誌] 大矢 智: "学生・教員の森林や木材へのイメージ"日本産業技術教育学会北海道支部研究論文集. 14. 105-111 (2001)

  • [文献書誌] 田口浩継: "技術とものづくりにおける製作題材に関する一考察"技術科教育の研究講演論文集. 第8巻. 27-30 (2002)

  • [文献書誌] 永冨一之: "ものづくり施設としての中学校技術室の地域への開放"日本産業技術教育学会全国大会講演要旨集. 第45回. 85 (2002)

  • [文献書誌] 宮川秀俊編訳: "国際競争力を高めるアメリカの教育戦略-技術教育からの改革"教育開発研究所. 301 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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