研究課題
<経済発展にともなう食料消費変化>○米の消費変化アジアの主食である米の消費変化を7カ国(日本、韓国、中国、フィリピン、ベトナム、インドネシア、タイ)について比較した結果、3つにグループ化できる。(1)米消費量150Kgをピークに経済成長とともに減少局面の国(日本、韓国、タイ)。(2)年々増加しながらピーク(150Kg〜160Kg)を迎えている国(ベトナム・インドネシア)。(3)米消費量100Kgでピークを迎え、米と代替する他の穀物消費が多い国(中国、フィリピン)。畜産物の消費変化畜産物について、アジア諸国と欧米との消費変化の特徴を、所得弾力性を推計から分類化した。このように、米だけでなく肉類等や外食の消費変化のパターンについて類型化し、その変化と要因の数量化を進めているところである。<その他>上記のほかに、食料需給データベースの作成、カロリーベースの食料需給計量モデルの開発、および個別品目・地域の計量モデル分析などについても作業を進めており、その一部は研究発表に示したように成果を得ている。
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