研究課題/領域番号 |
13460139
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
土井 邦雄 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70155612)
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研究分担者 |
尾崎 博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30134505)
西原 真杉 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90145673)
小野 憲一郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50111480)
中山 裕之 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40155891)
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キーワード | 5AzC / ENU / NMDA / Ara-C / fetotoxicity / placental toxicity |
研究概要 |
5-azacytidine(脱メチル化剤)およびethylnitrosourea(アルキル剤)による胎児中枢神経毒性(アポトーシス、細胞周期停止)の発現機構を病変の推移に伴う遺伝子発現プロファイルの変動の面から解析し、特に傷害の修復期で興味深い所見を得た。この点については現在国際学術誌に投稿中である。ついで、N-methyl-D-aspartate(NMDA)による胎児・新生児中枢神経アポトーシスの発言と推移をNMDA受容体の分布と推移と関連づけて明らかにした。さらに、1-β-D-arabinofuranosylcytosine(Ara-C)による胎児毒性および胎盤毒性の性状を明らかにした。NMDAおよびAra-Cについてはすでに国際学術誌に掲載済みないし印刷中である。なお、今年度は研究の最終年度にあたるため、これまでの研究成果を報告書として纏める予定である。
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