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2002 年度 実績報告書

循環型社会に向けた環境・資源情報システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13460147
研究機関京都大学

研究代表者

酒井 徹朗  京都大学, 情報学研究科, 教授 (10101247)

研究分担者 荒井 修亮  京都大学, 情報学研究科, 助教授 (20252497)
沼田 邦彦  京都大学, 情報学研究科, 助教授 (30026405)
守屋 和幸  京都大学, 情報学研究科, 教授 (90159195)
木庭 啓介  京都大学, 情報学研究科, 助手 (90311745)
吉村 哲彦  京都大学, 情報学研究科, 助手 (40252499)
キーワードNOAA画像 / GIS / 国土数値 / 資源情報 / 環境情報 / 情報システム / 基準メッシュ / 地球地図
研究概要

国土数値情報,環境庁の植生調査,国土地理院の地図情報など既存の公表されているデータをもとに基準メッシュ単位でのデータベースを構築した。このデータベース用いて次の3つ分析をおこなった。ひとつは,わが国の流域の特徴を明らかにするため,市町村単位で構成される大流域を対象に森林資源の現況,土地利用の特徴,社会経済条件などで流域をクラスわけしその特徴について分析した。ふたつ目は,巨樹・巨木の育成に関わる自然条件を明らかにするため,樹種別に基準メッシュ単位で分析をおこない,その特徴を明らかにした。さらに,森林の持続的な利用のため,木材生産林として活用が可能な森林地域のゾーニングをおこなった。これらの分析をとおして,環境・資源情報システムとして,データベースが不可欠であり,その拡充が重要であることが再認識された。
衛星データを用いた環境・資源情報の把握のため,1kmメッシュ単位でのNOAAの月最大NDVI値を用い,土地利用区分の可能性と植生区分の可能性について検討をおこなった。用いたデータは1995年から2002年までの日本を対象としたものである。年単位で分類を行い,おおまかな土地利用区分(市街地,農地,森林等)には充分利用できることがわかった。更に,森林地域を細区分し,先のデータベースと比較検討をおこなった結果,ある程度の細分類が可能であることがわかった。このことから,データベースが未整備な国々でも、容易にこの方法により広くNOAAデータから土地利用区分などのデータベース作成ができると考える。現在、地球地図が整備されているタイを対象に,地球地図とNOAAデータから作成したデータベースとの整合性について検討を進めている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tetsuro SAKAI: "Zoning of forest works using land numerical information"Proc. The international Seminar on New Roles of Plantation Forest Requiring Tending and Harvesting Operations. 499-506 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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