研究課題/領域番号 |
13470006
|
研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
千田 隆夫 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (10187875)
|
研究分担者 |
長谷川 義美 藤田保健衛生大学, 医学部, 助手 (40288494)
肥田 岳彦 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教授 (20097736)
仁木 一郎 名古屋大学, 医学部, 助教授 (10262908)
|
キーワード | MIN6 / インスリン顆粒 / 顆粒運動 / フォグリン / GFP |
研究概要 |
1.glucose刺激によって、MIN6細胞におけるインスリン顆粒の運動が促進した。glucoseによる顆粒運動促進効果は、インスリン分泌促進効果よりも低濃度から見られた。 2.Ca^<2+>チャネル阻害剤(nifedipine、nitrendipine)は、glucoseによる顆粒運動促進効果を抑制しなかった。 3.K_<ATP>開口剤(diazoxide)は、glucoseによる顆粒運動促進効果を抑制しなかった。` 4.細胞内Ca^<2+>ポンプ阻害剤(thapsigargin)は、acetylcholineによる顆粒運動促進効果を抑制した。 5.calmodulin阻害剤(W-7)は、glucoseによる顆粒運動促進効果を抑制した。 6.ミオシン軽鎖キナーゼ阻害剤(ML-9)は、glucoseによる顆粒運動促進効果を抑制した。 7.Glucose刺激によってMIN6細胞内のリン酸化ミオシン軽鎖(MLC-mp)が増加した。 8.フォグリンcDNAをテンプレートとしてPCRを行い、フォグリン遺伝子の5'側にAvaI、及び3'側にEcoRI制限酵素部位を付けた。このPCR増幅産物をAvaI及びEcoRIで切断処理を行い、pEGFP-N1ベクターのAvaI、EcoRI部位にサブクローニングを行い、GFPのC末端にフォグリンタンパク質が融合するGFP-フォグリン融合タンパク質発現ベクターの構築を行った。
|