研究課題/領域番号 |
13470080
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研究機関 | 福井医科大学 |
研究代表者 |
日下 幸則 福井医科大学, 医学部, 教授 (70135680)
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研究分担者 |
森 富男 福井県衛生研究所, 生活科学部, 研究員
菅沼 成文 福井医科大学, 医学部, 助手 (50313747)
佐藤 一博 福井医科大学, 医学部, 講師 (40262620)
村岡 道夫 福井県衛生研究所, 生活科学部, 主任研究員
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キーワード | コバルト / ニッケル / 鉄 / 超微細粒子 / 活性化 / 金属 / 腫瘍壊死因子 / 白血球 |
研究概要 |
本科学研究費の配分決定が、昨秋であったので、現段階の研究成果は、以下のように不十分であることを、ご容赦願いたい。 人の末梢血から白血球を分離し、さらに好中球と単核球(リンパ球、単球)とを分離した。これらを、同族であるところの、コバルト、ニッケル、鉄などの超微細金属粒子と培養した。その上清中に遊離される腫瘍壊死因子を測定したところ、好中球についてはニッケルが少しばかりの産生を起こした。単核球(リンパ球、単球)については、三つの金属の中で、ニッケルが最も高い産生を促した。そしてそのレベルは、好中球からの遊離されたものよりはるかに大量であった。 以上のことから、微細な金属粒子、それもニッケルに特異的に、人の末梢血液中の白血球が活性化されることが示唆された。単核球の中でも、リンパ球、単球のいずれが関与しているのか、実験を続行中である。 この現象が、人体にとり、防御的に有利に働くことなのか、炎症の異常な冗進を介して不利に作用するのか、今後の研究を待つ。
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