研究概要 |
1.細胞周期関連遺伝子p53,p21,p27、DNA損傷修復遺伝子DNA-PK, Ku70/80、ミトコンドリアを介するアポトーシス抑制因子HSP27,70、リン酸化NF-kappaB、アポトーシス抑制因子IAP family(IAP1,IAP2,XIAP)のヒト肺線維症、マウスブレオマイシン肺線維症モデルにおける発現の程度と局在を免疫染色、western blot、RNA protection assayによって検討している。 2.アデノウイルスp21,p27、FLIPを293細胞にトランスフェクトして目的とした遺伝子を発現するアデノウイルスを精成した。 3.培養ヒト及びマウス肺上皮細胞に、p21,p27,FLIPを発現するadenovirusを感染させることによって、アポトーシスの制御機構に及ぼす影響を検討する。さらに、Fas, TNF,過酸化水素(活性酸素)、によるアポトーシスに対する抑制効果を検討している。
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