研究課題/領域番号 |
13470345
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
吉川 裕之 筑波大学, 臨床医学系, 教授 (40158415)
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研究分担者 |
八杉 利治 東京大学, 医学部, 助手 (20251267)
沖 明典 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (60334067)
角田 肇 筑波大学, 臨床医学系, 助教授 (60197754)
川名 敬 東京大学, 医学部, 助手 (60311627)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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キーワード | HPV / 子宮頚癌 / ワクチン / VLP / HLA / 第I / II相試験 / CIN / E6 |
研究概要 |
1.臨床応用の第一歩として・ボランチア13名にこのL2ワクチンを経鼻的に投与する第I/II相試験を行い、VLP抗体および中和抗体の上昇を確認するとともに、安全性を確認した。このL2ワクチンは、最も型共通性でかつウイルスの細胞内エントリーに最も重要な役割を有する領域のペプチドである。pacebo3名、0.1mgが5名、0.5mgが5名にアジュバントなしで経鼻接種され、0.5mgの群の4名においてHPV16とHPV52のL1/L2 VLPに対する中和抗体が誘導され、有害事象はなかった(Vaccine,2003)。 2.ワクチン接種の対象者や適応・end pointを決める上でHPV感染からCIN発生、CIN進展に関わる研究を行った。HPV16/52/58のうち複数のVLP抗体を有する場合にCINになりやすく、HPVの1つの型に抗体を有しても他の型の感染やそれに引き続くCIN発生を抑制しないことを示した(J Med Vjrol,2003)。 3.HPV16陽性のCINと子宮頸癌において、E6塩基配列のvariationとHLA Class II allelesを検討し、E6 prototypeではDRB1^*1501とDQB1^*0602、D25E(アジア型)ではDRB1^*1502、L83V(ヨーロッパ型)ではDQB1^*03032が有意に高頻度であった(Int J Cancer,2003)。
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