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2001 年度 実績報告書

疑核運動神経細胞の可塑性と再生に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13470361
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

久 育男  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50181087)

研究分担者 島田 剛敏  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (30275226)
宇野 敏行  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (70254349)
キーワード疑核運動神経細胞 / 反回神経 / motopsin / PRAA12 / nitric oxide synthase / calcitonin gene-related peptide / 画像解析
研究概要

1.疑核における声門開大筋支配運動神経細胞と声門閉鎖筋支配運動神経細胞の差異に関する検討
イヌを実験動物として用い、声門開大筋の代表として甲状披裂筋ならびに唯一の声門閉鎖筋である後輪状披裂筋を対象とし、神経トレーサーであるコレラトキシンを注入し、それぞれの筋を支配する疑核運動神経細胞を標識したうえで、電子顕微鏡学的にそれぞれの筋を支配する運動神経細胞の小器官の含有量に関して画像解析装置を用いて定量的に測定し、その差の有無を検討中であるが、その結果はまだ出ていない。また、電子顕微鏡学的にそれぞれの筋を支配する運動神経細胞におけるシナプス終末の形態の相違に関しても定量的に測定しているが、明かな差は現時点では認めていない。それぞれの筋を支配する運動神経細胞におけるserine proteaseの一つであるmotopsin PRSS12の含有量差をin situ hybridization法ならびに画像解析装置を用いて検討中である。
2.反回神経経損傷後の疑核運動神経細胞内への活性物質の誘導に関する検討
ラット反回神経を挫滅あるいは切断し、疑核運動神経細胞におけるnitric oxide synthase、calcitonin gene-relatedの誘導を、その損傷の種類と時間経過について画像解析装置を用いて免疫組織化学的に検討した。現在、nitric oxide synthaseについては、結果がまとめられつつあるが、calcitonin gene-relatedについては明らかな結果は得られていない。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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