• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2001 年度 実績報告書

歯冠修復用セラミックスの疲労特性に与える口腔内疑似環境保管の影響

研究課題

研究課題/領域番号 13470411
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

高橋 英和  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (90175430)

研究分担者 西川 出  東京医科歯科大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (90189267)
佐藤 尚弘  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (70178747)
黒崎 紀正  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (40014154)
キーワード繰返し疲労 / 歯冠修復用セラミック / 口腔内疑似環境保管 / 2軸曲げ試験 / 繰返し疲労 / 静疲労 / ステアケース法 / 亀裂成長進展パラメータ
研究概要

本研究は、歯冠修復用セラミック試片を口腔疑似環境にて保管した後の疲労特性の測定、実際の口腔内での歯冠修復用セラミック破折例の原因分析、セラミック破折例と得られた疲労特性との検討、から構成されている。
本年度は歯冠用セラミックスとしてキャスタブルセラミックス1種類、熱圧入型セラミックスの試験片を作製し、製作直後の2軸曲げ強さならびに疲労強度を測定した。あわせて、対照となる牛歯の2軸曲げ強さと疲労強度について検討した。これらセラミックス試験片は口腔内疑似環境として37℃の精製水中にて現在保管を開始したところである。象牙質、キャスタブルセラミックス、熱圧入りセラミックスの作製直後の疲労特性についてはすでに一部を学会報告を行い、今後順次報告する予定である。
また、口腔内での歯冠修復用セラミックス破折例に関しては収集できた資料数が想定外に少ないので、現在誠意収集に励んでいる。収集できた一部資料について歯破折原因を分析したところ、歯冠修復用セラミックスの破折は修復物表面からではなく接着面からの生じたと推定されたものがあり、本研究で使用している2軸曲げ試験の有用性が示唆された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Kaku.M., Takahashi, H, et al.: "Fatigue Crack Growth Exponent of CAD/CAM and Castable Ceramics."Journal of Dental Research. 81(S). 554 (2001)

  • [文献書誌] 金 景月, 高橋英和, ほか: "Empress2の繰返し疲労強度"歯科材料・器械. 21(S39). (2002)

  • [文献書誌] Takahashi, H, et al.: "Fatigue Crack Growth Exponent of Bovine Dentin"Journal of Dental Research. 82(S). (2002)

URL: 

公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi