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2001 年度 実績報告書

おとり遺伝子を用いた変形性関節症への遺伝子治療法の開発と応用

研究課題

研究課題/領域番号 13470437
研究機関九州大学

研究代表者

竹之下 康治  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教授 (50117157)

研究分担者 中川 和憲  九州大学, 大学院・医学研究院, 講師 (50217668)
石橋 浩晃  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助手 (90254630)
キーワード顎関節 / 細胞外基質 / 遺伝子治療
研究概要

1)細胞培養実験により各種サイトカイン刺激が与えるuPA, MMPsの発現状況の解析
関節軟骨由来細胞におけるTNFα刺激がuPA, MMPs産生に与える影響を検討した.TNFαにより軟骨由来細胞のuPA, MMP-1の発現が亢進することを解明した.
2)サイトカイン刺激による基質破壊産生亢進に関与する転写因子の解明
関節軟骨細胞をTNFαで刺激すると,転写因子NF-kB, Sp1の活性化がみられることを,バンドシフトアッセイにより確認した.
3)おとり遺伝子導入条件の確立
NF-kB, Sp1を標的とした合成オリゴヌクレオチド(おとり遺伝子)を,HVJ-リポソーム法を用いて,関節軟骨細胞に100%導入できる条件を確立した.
4)おとり遺伝子導入によるuPA, MMP-1発現の制御
NF-kB, Sp-1に対するおとり遺伝子を導入し,関節軟骨由来細胞のuPA, MMP-1産生を抑制できることを解明した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Ishibashi H, et al.: "Hypoxia-Induced Angiogenesis of Cultured Human Salivary Gland Carcinoma CellsInvolves Enhancement VEGF Production and bFGF Release"Oral Oncology. 37. 201-206 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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