研究課題/領域番号 |
13480005
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
西保 岳 筑波大学, 体育科学系, 講師 (90237751)
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研究分担者 |
尾縣 貢 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (90177121)
征矢 英昭 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (50221346)
高松 薫 筑波大学, 体育科学系, 教授 (90015727)
鍋倉 賢治 筑波大学, 体育科学系, 講師 (60237584)
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キーワード | 筋代謝受容器 / 筋機械受容器 / 動脈圧反射 / 運動 |
研究概要 |
筋内の形状や内圧の変化を感知して中枢に伝える受容器を筋機械受容器、筋内の代謝性変化を感知する受容器を筋代謝受容器と呼び、これらの、特に強い運動強度での運動時における心機能や血管調節、及び循環に関与するホルモン調節における役割、及びそれらの相互作用を明らかにすること課題とした。 10人の被験者において、筋代謝受容器反射と動脈圧受容器反射の相互作用に関する実験を行った。ハンドグリップ運動後に前腕を阻血した状態でネックチャンバーにて動脈圧受容器を刺激した。そのときの動脈血圧変化および筋交感神経活動を記録した。 上記実験結果から、筋代謝受容器反射刺激時には、動脈圧受容器反射における筋交感神経活動の反応性が大きく変化することが明らかとなった。この結果は、平成13年体力医学会ですでに発表し、また今年度4月の米国におけるExperimental Biology学会においても発表する。
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