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2001 年度 実績報告書

汎用的な泳技術のリアルタイム評価システムの実用化

研究課題

研究課題/領域番号 13480007
研究機関筑波大学

研究代表者

高木 英樹  筑波大学, 体育科学系, 講師 (80226753)

研究分担者 仰木 裕嗣  慶応義塾大学, 環境情報学部, 講師 (90317313)
キーワード水泳 / 推進力 / 圧力分布 / 手部 / 流体力学
研究概要

本研究では、従来画像分析にたよっていた泳者推進力の定量をできる限り、精度が高く、簡便に行うために、圧力センサと加速度センサを用いて、推進力と運動パターンを同時に解析できる装置の開発を目指した。今年度は、主に計測装置及びデータ記録装置の基本設計および予備実験を行った。
本装置は、おもに圧力計測部、加速度計測部、データ記録部からなり、直径約3cm、長さ約15cmの防水円筒型ケースに全て収納できるよう、超小型化した。この小型化および防水性の向上により、本装置を直接、泳者の前腕に装着し、非拘束の状態で長時間、計測が可能となる。これまでも有線であれば同様の計測は可能であったが、その場合、回流水槽等を用いないと、長時間計測することは不可能であった。しかし本装置を用いれば、一般のプールでも、泳者前腕に取り付けるだけで、どんな種目でも対応することが可能となる。実際の計測では、圧力計測に関しては、防水型圧力センサ(PS-2K、共和電業製)を4個用い、手掌部と手背部にそれぞれ2個ずつ装着して、手部表面の圧力を計測する。また加速度計測に関しては、三軸型マイクロ加速度センサを用いて、泳者手部の加速度変位を計測する。計測された圧力および加速度のデータは、A/D 変換して、サンプリング周波数100Hzで記録される。予備実験では、加速度計測には問題はなく、今後圧力計測実験を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高木英樹: "泳者手部の表面圧力分布測定による推進力の定量"体育の科学. 51・8. 603-608 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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