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2002 年度 実績報告書

廃棄物を利用した環境化学教材の開発と国内外の環境教育に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13480036
研究機関広島大学

研究代表者

田中 春彦  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90033638)

研究分担者 古賀 信吉  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30240873)
古川 義宏  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40033930)
白根 福榮  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00033639)
キーワード環境教育 / 化学教育 / 教材開発 / 教育実践 / 水質調査 / リサイクル / 国際協力 / 総合的な学習の時間
研究概要

1.廃棄物を用いた環境化学教材の開発
(1)平成13年度に開発した廃食用油を用いて石鹸,消しゴム,ろうそく,靴クリームなどの種々の実用品を製作する実験教材を,高校生,大学生,及び外国人教員研修留学生を対象とした環境化学についてのそれぞれの研修コースの教材として適用した。実践研究を通じて,実験手法の改善に取り組むとともに,教材の有効性を分析・評価した。
(2)化学カイロの実験における鉄の酸化反応を追跡する実験と化学カイロの実験廃棄物中の酸化鉄を還元する実験について,その簡便な実験手法について検討した。これら一連の実験を,自然界における鉄サビの生成と自然界への人類の関与による金属資源の利用と関連した環境教育教材として活用するための指導資料と指導案を作成し,次年度の学校教育現場における実践研究のための準備を行った。
2.学校教育現場における環境化学教育の実践的研究
(1)前年度に引き続き,学校現場での水質調査活動を支援することを目的として,東広島市における教育的資料作成のための水質調査を行った。本調査は,研究期間中継続的に実施し,学校教育現場での利用を目的としたマルチメディア教材を開発する予定である。
3.環境教育の国際的普及と教師教育に関する研究
(1)中学校及び高等学校「理科」の教員養成における化学分野のコアカリキュラムについての検討を通じて,環境教育に関連した指導内容の精選を行い,コアカリキュラム上の位置付けを明らかにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] G.N.Kuria: "The Current Status of Environmental Education in Kenya : Findings from a Survey of Secondary School Science Teachers' View"Hiroshima Journal of School Education. 8. 33-41 (2002)

  • [文献書誌] 古川 義宏: "二酸化炭素の溶解度 -その温度変化と圧力変化の簡便な測定法の開発と熱力学的パラメータの算出-"化学と教育. 50・6. 458-460 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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