研究課題
本研究は、ケーブルネットワークを活用した映像送信と双方向通信を通した在宅学習の支援システム(在宅学習指導支援ビデオシステム、在宅学習支援コンピュータシステム)を通した学習において(1)ケーブルネットワークを活用した映像送信と双方向通信を通した在宅学習の支援システムを開発する。(2)遠隔学習中の学習者、指導者の生理反応の分析により、在宅学習支援システムの問題を明らかにする。(3)遠隔学習中の学習者、指導者の行動や発言の分析・研究による学習支援の在り方を明らかにする。(4)遠隔学習中の学習者、指導者との交信をモニタし操作性の良いインタフェースの在り方を明らかにする。ことにある。本年度の成果の概要は次の通りである。1.ケーブルネットワークシステムを活用して、本学内の教室間で、学習指導役(大学数宮)と学習者役として遠隔学習を実験した。学習活動及び指導活動について、ビデオに録画記録し、授業分析し、アンケートなどを行った。将来実施される授業スタイルを想定し、講義スタイルを変えて学内で模擬中継実験を行い、システムの評価実験を行った。(1)普段通りの講義の情景をネットワークを通して中継し、別の教室にいるの受講生に提示し、教育を行った。(2)ゼミナール形式の二つの集団でネットワークを通したゼミ形式の学習指導・討議を試みた。(3)授業者が遠隔地のスタジオにいて、受講者にネットワークを通して講義・指導を行った。2.指導者や学習者の行動、発言及び思考について、ビデオやイメージマップを使って調査・分析した。遠隔学習形式の学習行動と教授行動に課題が明らかになった。3.遠隔教育質問応答処理および記録用ソフトの開発とインターフェースの改良を行った。パソコン端末を用いたアンサーチェックの改良・携帯電話を活用したアンサーチェックの改良を行った
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