研究分担者 |
南 美穂子 統計数理研究所, 統計基礎研究系, 助教授 (70277268)
金森 敬文 東京工業大学, 数理・計算科学専攻, 助手 (60334546)
甘利 俊一 理化学研究所, 脳科学総合センター, グループディレクター (80010726)
村田 昇 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (60242038)
藤澤 洋徳 統計数理研究所, 領域統計研究系, 助教授 (00301177)
|
研究概要 |
今年度も昨年に引き続き,「統計学,ニューラルネット,機械学習の新しい融合」というスローガンのもと,いろいろな発想,様々な角度からのアプローチが試みられた. (1)まず,B.U.Park教授(ソウル国立大学・統計学科),J.Movellan氏(ATR研究所)らを招いて講演をオーガナイズし,統計数理研究所において公開セミナーを開催した. (2)南,江口は独立成分分析についてロバストな方法論をダイバージェンスを使って提案した.南は8月,UCLAサンディエゴ校を訪問し,意見交換や情報収集,講演等を行った.Neural Computationに掲載された論文に引き続いて,βの適応的選択について研究し,国際会議ICA2003の口頭発表に投稿・採択され,4月に発表の予定である. (3)村田・金森・江口は,月例アダプースト研究会を開き,大学院生の竹之内君を含む4名でディスカッションを行っている.Biometrika 89に掲載された論文を基礎にリサーチメモを2編まとめ,ジャーナルに投稿中である. (4)松浦,宮田,牛嶋,藤澤,江口は,ゲノム研究の月例会を開き,松浦の主催する遺伝子多様性プロジェクトに関連する解析のためのディスカッションを行った.特に1月には,総合研究大学院大学葉山キャンパスにて2泊3日の昼夜にわたる集中ディスカッションを行い,来年度のプロジェクトの方針・内容等についての打ち合わせを行った.
|